不意に蘇る記憶

02 09, 2011
昔見たであろうアニメの主題歌を、youtubeで脈絡無く見た時、当時初めてその歌を聞いた頃に、いきなり自分が逆戻りした感覚に襲われ戸惑った。その、ああこんな感じでこの歌を聞いていたなあという気分は、自分の年齢を忘れさせるもので、悪くはないがどこか自分の閉じていた心象までをも覚醒させるようで、あまりいいことをしているとも思えなかった。どうしてそんなにひっかかるのか不思議だったが、たぶん画面に現れたその絵の象徴的な動きと歌の声が絡むことで、当時の記憶が刺激されたのだろう。画面に引き込まれるとかよく言われるけれど、本当にそんな体験をこんなことで味わうとは思わなかった。現前で起こることに記憶が絡むと、冷静ではいられなくなるようだ。その衝撃がヤバイと思いつつ面白かったので、他にも色々検索して自分を試してみたのだが、最初ほどの動揺がなく、心の準備ができてしまうとその効果は薄いようだ。あのユルユルの状態をベースに、記憶を揺さぶらないことには始まらないらしい。
それにしても、こういう当時の映像をネットに流す人の凄さを思う。なんだかヤケに上手に編集されているバージョンもあって、普通に敬意を評したくなる。話はズレていくけれど、そのアニメを作っていた人、つまり総監督~とキャプションが出た時、その名前が意外で、この人こんな仕事もしてたのかと思い、なぜかしばらく脱力していた。再びその名前を検索すると、確かにその作品は彼の仕事だった。また丁寧にその制作における苦労話や制作時の年齢まで分かってしまい、凄い人は若いうちから凄いのだなあと、当たり前のことを実感したのだった。
関連記事
0 CommentsPosted in 生活
0 Comments
Leave a comment
管理者にだけ表示を許可する
0 Trackbacks
Top
プロフィール

任田進一

Author:任田進一
http://www.shinichitoda.com

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ