安定と変化

11 05, 2015
しばらく続けていた作業が、約2ヶ月経ってようやく安定してきた。この安定というのは制作物が一定の質を保ち始めたということで、この一定の質が見えてくると、作品自体のトーンみたいなものが生まれ始めたということになる。今まで誰のものなのか分からず有耶無耶としていた雰囲気がようやく自分の作品として定着してきたということか。そして合わせて生活ペースがこれによって変化し、日々意識する関係物が変化し、見るもの見えるものが変化し、作業部屋に積まれていた材木等も一気に処分されその空間が一変した。何かが安定してくると、周囲は変化する。とすれば逆に周囲が安定すると、何かが不安定になるということなのだろう。安定と変化の関係を思う。どちらかを守り過ぎても、壊し過ぎてもバランスが崩れてしまう。今この空間は妙に気持ちがいい、そしてこのまま生活パターンや意識や視点や空間が安定することで、制作物が安定し過ぎて再び変化する時が来て、どろどろと入り乱れることになったりするのだ。そういう絡み合いの中で、生きているのだと思う。ただ、あるパターンに自分の行動が定着される感じは、それが不快でなければ、行為への集中を考えると理想的ではある。しばらくこのペースを維持したいと思う。
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