感覚が現実に追いついていない

01 07, 2014
板橋での展示が無事終了。約2年間この展示のことばかり考えていたので、それなりの虚脱感がある。梱包された作品や、何もなくなった展示空間を見回すと、感覚が現実に追いついていないことを実感する。もう既に何もない壁に、未だ作品があった頃の残像を思い、つまりは、在ったものが無くなるということだけで、まあ寂しいのだった。またしばらくしたら、ここに、別の作品が展示され、再び新しい空間に変貌するのだろうし、いちいち感傷的になっている暇もないのだが、今回は準備期間と展示期間共に長かった分、まだ名残惜しいようだ。

寒い中はるばる足を運んで、作品を観て頂いた方々、本当にありがとうございました。
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