頑固さ
07 20, 2012
先日、神戸の異人館を回った。詳しくないのだが、生活スタイルの極端な在り方を見れて新鮮だった。坂を上るとか道が細いとかいう様々な不自由さを越えて、そういう生活を貫いた異人達の姿勢に、融通が効かない頑固さと、自国の文化を至上とする思考がよく理解できた。もちろん展示空間として公開されているので、当時のまんまというわけではなかろうが、どこもかしこも物なり模様なりでギッチリ満たされた空間が「俺って凄いだろ」とアピールしていた。実際に住んでいたのか調べてはいないが、剥製で埋め尽くされたハンターの家は、悪趣味の極みであり、いったい何を誇示したかったのか疑問だが、家主としては魅惑の空間だったのだろう。自慢話が聞こえてきそうだった。
日差しがきつく暑い限りであったが、午前中の早い時間だったのと、観光客が少なかったせいで、順番待ちもなくどこもスムーズに入れた。新幹線の時間があったのでしらみ潰しに見る事はできなかったけれど、予想外に気分が高揚し充実した時間になった。神戸を訪れた理由としては、自分の個展と知人の個展が、元町で始まっており、神戸にはもともと行ってみたかったし、3連休とも重なったので思い切って遠出してみたのだった。実に来て良かった。
7月7日~21日 神谷利男「万年室展」 http://www.p-n-m.net/
6月30日~9月下旬 任田進一「屹立する白」 http://www.galleryneutron.jp/art_produce/deem2012.html









日差しがきつく暑い限りであったが、午前中の早い時間だったのと、観光客が少なかったせいで、順番待ちもなくどこもスムーズに入れた。新幹線の時間があったのでしらみ潰しに見る事はできなかったけれど、予想外に気分が高揚し充実した時間になった。神戸を訪れた理由としては、自分の個展と知人の個展が、元町で始まっており、神戸にはもともと行ってみたかったし、3連休とも重なったので思い切って遠出してみたのだった。実に来て良かった。
7月7日~21日 神谷利男「万年室展」 http://www.p-n-m.net/
6月30日~9月下旬 任田進一「屹立する白」 http://www.galleryneutron.jp/art_produce/deem2012.html









