オジギソウの名前
06 06, 2012
娘がオジギソウに名前を付けて育てている。その名前はどういうわけか「バラ」だ。毎日「頑張れバラ!」と応援している。水をやりすぎると種が腐ってしまうので、その状況は妻が監視している。妻の許可がおりると水をあげてもいいようだ。僕は植物との相性がよくなく、僕が関わると大抵の植物は枯れてしまうので、関わらないようにしている。それが良かったのかどうかわからないが、このたび無事「バラ」が発芽した。娘の興奮は頂点に達し、水をやりたくてじっとしていられないという状態だったが、妻の指示は「明日になったら」ということであった。たぶんこのあたりが植物を育てられる人と、枯らしてしまう輩との差なのだろう。娘は再び「頑張れバラ!」と繰り返していた。ちなみにその応援はメガホンを通して行われるが、そのメガホンには太陽と雲が描かれており、娘によるとこのメガホンを通して、太陽の力と雲の力が種に伝わるらしい。ここで「そうではない」と言うのもどうかと思い「そうなんだ凄いね」と感想を伝えると「そんなことも知らないの!」と小馬鹿にされた。「バラ」がこれから順調に育ち、お辞儀ができるようになったら、きっと娘はお辞儀させ続けるだろう。もしかするとお辞儀させる回数を、妻から制限されるかもしれない。1日3回までとか。そこまで無事に育つかどうか見物である。
ところで、オジギソウはなぜお辞儀するのか。それは、オジギソウが接触や振動を感じると電気信号が発生し、それが茎の枝分かれしている部分(主葉枕:折れ曲がるところ)に伝わる。そしてそこに含まれている水の移動が起こり、お辞儀に繋がるようだ。麻酔を効かすことも可能で、エーテルを嗅がすとお辞儀をボイコットするらしい。以下のサイトに詳しい。いつも思うけれど、専門家というのは本当にディティールの世界に生きておられる。もう充分解明されているように見受けられることでも、まだまだ研究は必要らしい。この先生もさらなる植物の謎に迫りたいとのこと。見習いたい。
http://www.athome-academy.jp/archive/biology/0000000114_all.html
ところで、オジギソウはなぜお辞儀するのか。それは、オジギソウが接触や振動を感じると電気信号が発生し、それが茎の枝分かれしている部分(主葉枕:折れ曲がるところ)に伝わる。そしてそこに含まれている水の移動が起こり、お辞儀に繋がるようだ。麻酔を効かすことも可能で、エーテルを嗅がすとお辞儀をボイコットするらしい。以下のサイトに詳しい。いつも思うけれど、専門家というのは本当にディティールの世界に生きておられる。もう充分解明されているように見受けられることでも、まだまだ研究は必要らしい。この先生もさらなる植物の謎に迫りたいとのこと。見習いたい。
http://www.athome-academy.jp/archive/biology/0000000114_all.html