最強とは

09 05, 2011
小学生の頃は大好きだったが、中学生あたりから興味がなくなり、大人になったら嫌いというか、できればそれに触りたくなくなった自分がいる。
娘のDVDを借りる際に立ち寄るTSUTAYAのコーナーには、いわゆる子供向けの企画物が様々にそろっており、その中にきっとTVでも放映されなかった微妙なシリーズがいくつかあり、先日思い切ってそのひとつを借りてみた。

「世界最強虫王決定戦」新堂冬樹&虫王運営委員会
娘がベネッセのしまじろう関係の本を持っていて、その付録にカブトムシとクワガタを相撲させるチープなセットがあり、しつこくやらされたため、もっと本格的な対決を見せたい自分がいたのだろう、しかしそんな思いとは関係なく、それなりに楽しめた。
内容は世界各国のカブトムシを集め、木の上で一対一で勝負させ、木から落下したら終わりという、相撲のようなものだった。純粋な自然の場では出会わない両者を戦わせるのは、自然の掟に反する気がするが、外国産の150mmを超える巨大なカブトムシが激突するシーンは、一見の価値があった。
日本からはあの見慣れた普通のカブトムシ(77mm)が出場しており、メキシコのヒルスシロカブト(85mm)とかベネズエラのゴロファ・ボルネオ(92mm)などと戦っていた。意外にも小さな国産カブトムシは頑張り、角を相手の腹の下に突っ込み、見事に投げ飛ばしていた。比率を人間に換算すると、180cmの人が215cmを投げたことになり、その頑張りがわかるだろう。だいぶ感情移入してきたのか、外国系のケバケバしい外見とは異なる、日本のカブトムシのその装飾性のなさは、どこが禅の世界に通ずるように思え渋かった。
ヒルス~とゴロファ~を下した国産カブトムシは、Bブロック決勝戦でマレーシアのコーカサスオオカブト(118mm)とぶつかる。換算すると275cmの巨体である。見た目にもあまりに小さな国産カブトムシは、全く試合をさせてもらえず、ただ押されただけで落下してしまった。残念だが仕方ない。世界は広いし大きいのだ。直接対決はなかったが、ヘラクレス・オキシデンタリスというカブトムシは157mmもあり、換算すると367cmになる、昆虫界は恐ろしい世界なのだった。

家のTVは小さいし離れて見たので、娘も大丈夫だったが、カブトムシの名前を確認すべくパソコンの全画面で真近に見ると、そのリアルな動きが生々しくやはり正視できなかった。大きいTVを持つ方は、ある程度覚悟しないといけないだろう。
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2 Comments
By yamame09 05, 2011 - URL [ edit ]

日本には、20~30mmのダイコクコガネというのがいます、
カブトムシよりさらに精悍でかっこよく、侍といった感じです。
ぜひ画像検索してみてください。

By 09 05, 2011 - URL [ edit ]

yamameさん、見ました!
小さいのに確かにカッコいいですね。
しかし、昆虫の世界は深そうですね。
どうして、ああいう形に進化したのか、
素人の僕には全く分からないです。

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