誰にでも訪れる平等な偶然、もしくは幸運
08 31, 2018
何かをしていて、唐突に「美」とすれ違うと、一時的に気分がリセットされる。かなり疲れていても「美」の効果は機能する。あの「はっ」とする瞬間を体験する時、美しさの凄さを知る。「美」は、それまでの流れを見事に切断する力を持っている。ただ残念なことに、あまり長続きもしない。暫くすると「美」の効果は薄れてしまう。日常の分厚い流れが再び周囲を包み込んでしまう。結局「美」は、束の間の涼しい微風のような定まらない存在なのだろう。だからこそ、それを永続させるべく、様々な手法が試みられるわけだが、おそらくそれはどれも気休めでしかない。写真に収めたとしても同じことだ。「本物」は所有も記録もできない。逆に所有や記録されることで、その力は徐々に失われていく。であれば「美」は、誰にでも訪れる平等な偶然、もしくは幸運ぐらいに捉えた方がいいのかもしれない。



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