没頭して凝視した後に漠然と眺める

08 08, 2018
継続は力になるのだろうか。後輩に教えてもらった、ヘーゲルの弁証法「量質転化」は「量の漸次的な動きが質の変化をもたらす」ということで、よくある解釈としては「考えてばかりで行動に移さなければ意味がない」的な説が多いらしい。しかし、薬が大量に摂取されることで毒にも変化するように、良かれと思う行為の積み重ねが、想定とは全く違う結果に繋がることもある。継続すればいいというわけではないのだ。しかし、継続していくしか道がない状況も多々ある。言ってしまえば、日常行為の多くがそんな境遇だろう。こういう時、逆にやめることの方が難しい。やめることができない状態への慰めとして、最初の言葉があるのかもしれない。であれば、逆に一気に投げ出すとか、思いを込めて放棄するという手法が、想定外の解決に繋がるかもしれない。しかし、それは相当リスキーな行為であり、そう簡単にできるものではない。視点を意識的にずらすことが必要なのだろう。没頭して凝視した後に漠然と眺める、そんな緩急を操れればと思うが、それが難しい。己が撮影した写真ですら類似カットの連発なのだから。
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