なんら大きなものと変わらない

07 20, 2018
マクロレンズを使っている影響で、小さい対象に目を奪われる。花びら1枚が5ミリに満たない花にも、当然ながら花としての全要素が詰まっている。小さい花は純度が高い。大きい花は、その分様々な付着物から逃れられないが、小さい花はそうではない。重力の影響も少ないから、花びらが垂れることもないし傷もつきにくい。存在の摂理なのだろう。広がりながら綻びるのか、小さくまとまりつつ破綻を回避するのか、それぞれの在り方を思う。ただ最近感じるのは、大仰な花は主張が強過ぎることだ。何もかもが過剰に見える。そしておそらくこの感覚は、年齢の影響もあるのだろう、大胆に目立つことが最近それほど魅力的とは思えなくなった。以前はそう考えてはいなかった。ただ、小さいながらも確かな強度や完成度が、なんら大きなものと変わらない被写体を見ていると、そこかしこに確かな存在が潜んでいる事実を覚えておこうとは思う。sw2-167.jpg
sw2-158.jpg
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