自身の記憶を心地よく刺激される何か

07 16, 2018
「新しさ」は「懐かしさ」に勝てないらしい。誰の言葉かは忘れたが、実際そうなのだろう。ベストセラー小説の映画化やドラマ化は常套手段だし、スターウォーズのスピンオフはこの先どれだけ作られるのだろうか。完全な新規性に対して、抵抗なく興味を持てる人は少ないし、そこに自然と警戒心が生まれるのは当然のことだ。それよりも、自身の記憶を心地よく刺激される何かであったり、大筋のアウトラインを理解している何かのアレンジの方が、素直に親和性が高まる。人の感覚を刺激する手法として「明らかにそれが何かを理解できているのに、明らかに何かが理解できていないことを、それとなく自覚させる」というスタンスがあるように思う。植物を撮影する時、どことなく意識していることを強引に言語化すると、そういうことになる。花なんて、もう充分見たはずなのだが、意外にそうではない。見てはいても、見えているとは限らないのだ。それを被写体から、僕は毎回教えられている気がして仕方がない。
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