行為が次の行為を誘発する感覚

01 01, 2018
「その日に撮った写真に、その日の空の写真を合わせ、その日の出来事を書いてみたらどうか」というアイデアが、2015年の12月に浮かんだので、それを内密に続けていたら意外に無理なく一年間継続できたので、これをブログにアップしようと思い、唐突だが2017年の1月1日から始めて、昨日の12月31日まで続けてみた。実に淡々とした日々の更新だった。世界で頻発する悲惨な事件と、僕個人の日常との埋め難い乖離が生々しく、結局は個々人が何とか生き抜くしかない、という実に当たり前のことを日々実感していた。毎日アップすることや、やや遅れとはいえ時事的な要素もあるので、多少はこのブログへのアクセス増加を期待したが、残念なことに状況の変化は全くなかった。そもそもやっていることが地味なのだろう。とはいえ、中途半端にやめるのもどうかと思い、10月の終わり頃からは同様のコンセプトで、インスタグラムでも試すことにした。結果は、アップした数秒後から反応があった。日本からの反応は薄いが、海外からはコメントまで届くのだった。ブログでは全くなかったリアクションだ。いわゆる「インスタ映え」とは無縁なストイック極まりない画像の連続であるため、それほど「いいね!」はつかないが、そのコンセプトに一票入れてくれるのか、フォローしてくださる方々が世界中にいる事実は正直ありがたかった。もちろん大したフォロワー数ではない。しかし、少なくとも更新していく場所はブログではなさそうだということがわかった。同じ空の下で日々起きている事実を、SNSを通じてすれ違う人達が「一瞬でも考慮する」という事実は小さくなかろう。作品本来のコンセプトとも合致する。ということで、このブログでのアップは、昨日の2017年12月31日を節目とします。今後は以下にアクセスして頂ければ、このささやかなアートプロジェクトの継続がご覧頂けます。
https://www.instagram.com/toudashinichi/
20171231i2.jpg

さて、このような「継続」は新しい可能性を孕むのだろうか。更なる実験をしようと思い、別アカウントを作って以前制作した「SILENT WEEDS」をいくつかアップしてみることにした。こちらの方も徐々に反応が出始めている。何よりそれによって、自分が触発され新たに撮影をするようになり、写真自体も徐々に変化することになった。最近アップしている写真はもう「SILENT WEEDS」とは言えない。「SILENT WEEDS 2」が勝手に始まってしまった感じだ。行為が次の行為を誘発する感覚を久しぶりに思い出した。
こちらは以下になります。
https://www.instagram.com/shinichi_touda/
sw2-44i.jpg
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