flow 05

05 26, 2016
もう10年前ぐらい前に、ネット上で作品を売ってみないかという話があり、そこのサイトに作品が掲載されて今に至る。これまでその作品達が売れないわけではなかったが、売れている方々と比べれば全く売れなかったに等しいといえる。であるから、掲載された作品は10年間そのままで、新作ができても人気作家ではないし、当然ながら新たに載せてもらえることはなかった。そして時間が経てば経つほどに売れなくなり、ここ3年間は全く音信が途絶え、僕自身もそこで作品が売られていることすら忘れ、完全に意識から消滅していた。そんなある日「作品が売れました」という連絡がきた。僕の作品はあまり小さくないし安くもない。決して買いやすい作品ではないのだ。どこのどなたが購入を決意したのかは、間に会社が入っているので知ることはできないが、ひとことお礼が言いたいものだと思う。ここでそれを書いたところで、購入者の目にとまるとは思えない。しかし、あなたの行為は少なくとも、作者の存在を肯定してくれたのだ。それが嬉しくない作者はいない。本当に「ありがとうございました」という気持ちしかない。ここのところ色々難しく、なんとか自分を肯定すべく動いていたのだけれど、思わぬ方向から手を差し伸べられた気分だった。捨てる神あれば拾う神あり、見えないバランスの存在を思う。
http://ec.tagboat.com/jp/products/list.php?author_id=327&tngs_flg=0
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a shower

05 15, 2016
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なるようにしかならない

05 13, 2016
「自分の敵は自分だ」というのはよくある通説だが、考えたくない案件を自分のマイナス思考が勝手に増幅させ、その案件を必要以上に厳しい何か恐ろしげな難問でもあるかのように作り替えてしまうことがある。心配であるゆえ過剰に警戒心が高まり、最悪の想定にさらに輪をかけてしまうのだろう。いつまでも気が弱い自分が消えないことを思う。自分でやれることなどたかが知れている、この年になって格好つける必要もない、というかできないことだらけでしかない自分に何を期待しているのか、どんな圧力をかけようとしているのか、素直になれない足掻きがいまだに顔を出してしまうのだろうか。出所は忘れたが、心配が伴う悪い想定は平均すると96%起きないらしい。もちろん油断する必要はないが、頭から重く考える必要もないのだ。「なるようにしかならない」という言葉は、諦め要素が高く前向き度が弱いイメージだが、実際問題なるようにしかならないのが現実だ。自分ができることは、その「なるよう」の部分を天秤にかける直前まで磨いて準備しておく程度だ。その後は状況に身を委ねるしかない。そして、そこでも自分が何か奇跡的なパフォーマンスができるわけでもない。今まで積み重ねた生き方が表出するだけだ。それこそが自分であって、そこを受容するしかないのだ。もうあまり自分の妄想に苦しめられたくはない。飄々としていたいものだ。
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プロフィール

任田進一

Author:任田進一
http://www.shinichitoda.com

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