白い空間

02 08, 2012
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時間軸&お知らせ

02 05, 2012
長期間かけて制作した作品を一瞬で判断する、もしくは、されてしまうことはよくあるが、長期間会っていない友人との再会もそんなようなものだ。大体その表情や風貌で、とにかく今日まで無事に生活してきたんだな、ということが、否応無く一瞬で伝わる。たぶん彼らも僕を見て、同じようなことを考えるだろう。個展の目的に、そういう再会シーンを求めるわけではもちろんないが、普段友人と会うことがほとんどない僕としては、そこに近況確認的要素が持ち込まれることは避けられない。今回の個展は東京では実に7年ぶりだったし、fasebookを始めたこともあって、久しぶりに会う方々の変化がどうしても面白い。経年変化はお互い様だが、中には20年経っても当時のままという、目を疑うスキルをお持ちの方もいて、人それぞれの生き方を思わずにはいられない。
一概には言えないが、シンプルな抽象絵画や写真には物語性が弱い。そこにはいきなり結果があり、過程の読み取りは困難であろう。その唐突な現在性が作品ならではなのだが、対して、人の顔は様々なことを物語ってしまう。会話をすると、その内容とは全く異なる情報がビシビシ響いてくる。脳内で勝手な物語がスタートしてしまう。自分が制作を続けてきた間に、もちろん彼らも生活を続けていたわけで、そこに蓄積しているだろう喜怒哀楽を、共有できないまでも垣間みれることは、当時から現在までの時間が強引に圧縮される感覚で、通常の時間軸の中に自分がいるとは、とても思えないのだった。ギャラリーに訪れる方々に混じって、懐かしい顔を見るたびにそんな時間の圧縮体験をしていると、個展会場の時空がどんどんゆがむようで、その静かな異空間ぶりが新鮮だった。

話は飛びますが、2月12日にギャラリーでワークショップをすることになりました。どなたでもご参加できますが、予約制となっており人数には限りがあります。見学は自由です。どうぞ、よろしくお願い致します。
http://www.neutron-tokyo.com/gallery/schedule/1202/TODA_SHINICHI/work_shop.html
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野生

02 04, 2012
野生
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オープニング

02 02, 2012
懐かしい友人やお世話になっている方々と、自作の前で会話できることは、この上ない喜びであった。寒い中足を運んでもらって、本当にありがたいことだと思う。作品を楽しんで頂けただろうか等々、気になるところだ。また、ほとんどお話できなかった方々に対しては、申し訳ない気持ちでいっぱいである。この場でお詫びしたい。
個展を企画してくれた石橋さん、展示に際して様々に動いて下さった木下さん、森家さん、そして会場に来て下さった皆様、日々迷惑かけっぱなしの妻や娘に、心からお礼を言いたい。願わくばひとりでも多くの方に作品を観て頂き、そこから少しでも心に響く刺激が生まれますように。

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異なる世界

02 01, 2012
芝居がかったその場所の傍聴席で、僕は遺族として着席した。
父の事件が起訴され裁判が始まり、初めて裁判所へ行ったのだが、なんとも寒々しい空間であった。色気というものが全くない。壁に貼られている書類ひとつに心がない。もちろんそういう「感情」を排した場所であることは理解できるが、なんとも空疎で驚いた。法律というものを勉強していないので、その世界のことをどうこう言える立場ではないが、僕はここでは生きていけないと思うしかなかった。(もちろんそんな能力もないけれど)
検察官が起訴状が読み上げ、やたらくだけた相手側の弁護士と妙に若い裁判官がやりとりを始め、能面のような書記官がそれを記述していく。次回の冒頭陳述は5月になるという。こじれてしまったこの事件の終結は、随分先になりそうだ。

裁判所を出て、個展の準備をするためそのままギャラリーへ。展示がまだ完成していない分雑然とした空間だったが、そこは自分の作品で満たされた場所であり、慣れない場所で固まった体がほぐれる感じで、なんだかありがたいのだった。自分がどういう世界で生きているのかを実感できた。

さて、本日より展示が始まります。ご高覧頂ければ幸いです。
尚、本日6時よりオープニングパーティーがあります。どなたでもご参加頂けます。
どうぞよろしくお願い致します。
http://www.neutron-tokyo.com/gallery/schedule/1202/TODA_SHINICHI/index.html
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プロフィール

任田進一

Author:任田進一
http://www.shinichitoda.com

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