最終日

02 19, 2012
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本日は最終日ですので18時までになります。
どうぞよろしくお願い致します。
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tulip

02 18, 2012
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roast chicken

02 16, 2012
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鍛える

02 15, 2012
展示の関連企画として公開制作やワークショップ、アーティストトークなどがあるが、僕はせいぜいトークを何度かしたことがある程度だったので、先日行ったワークショップは実にいい経験になった。その経緯を少し。

今まで隠していたわけではないが、黙々と引きこもり粛々と続けてきた作業の一端を、人に見せることは不安であった。細かく言うと、ざっくりした計画をギャラリーに提出した数日後、その不安は襲ってきた。僕の場合、制作過程というべきシーンは、そのほとんどが水の入れ替え作業なので、見ていて楽しいわけではない。公開制作のように徐々に仕上がっていく過程もない。逆に写真なので出来るときは一瞬で終わる。しかも、その完成形をその場で見せれるわけでもない。一体参加者は何を体験できるのか。
企画としては参加して頂く方々に、何か水中で変化しそうなモノを持って来てもらい、それを現場で投入し僕がそれを撮影するというスタイルで、発案時は何の心配もなかったのだが、何が持ち込まれるのかを予想し始めると、手当たり次第に実験したくなり、まる1日様々なモノで試してみた。結果は散々であった。全然面白くない。ひたすら水替えをしただけだ。明らかに何か工夫が必要だった。1日かけて(僕の想像力の範囲であるが)あれこれ試して微妙だったのだ。参加者のセレクト能力を否定する気は毛頭ないが、不安は拭えないのだった。いっそ持参物を投入する時間は「苦労の時間」として、いかに水が難儀な素材か、ということを理解してもらい、僕が用意した秘密兵器的なもので、水の魅力的な一面を見せ、納得してもらう時間を別に作る方ことを考えた。ただ問題は、その秘密兵器がないことであった。

水に反応するとはどういうことか、僕は初めてここで考えたのかもしれない。今までの土やミルクは、水に反応していたわけではない。その動きに翻弄されていただけなのだ。動きとしての相関ではなく、溶け出すことでの関係を考えると道が開けそうだった。調べた結果、水に溶ける紙「トップシークレットペーパー」が見つかる。なんとか入手し試してみた。見事にその紙は水に溶け広がり、消えたのだった。後はなんとかこの紙を水中で立たせつつ溶ける工夫をすれば、何かしら「水中での変化」を体感してもらえるのではないかと思えた。が、そんな心配は杞憂だった。参加者のバラエティーに富んだ持参品の数々は充分個性的で、シークレットペーパーの変化も珍しかったとはいえ、ソースや入浴剤やゼラチン、雪見だいふくに比べれば、どちらのインパクトが強いのかは明白だった。
やったことはないが公開制作などは、人前で裸になるようなものだろう。多くの作家達が、そういう圧力を自身に課し、能力や胆力を鍛えるわけだ。自分の経験不足を実感する。

さて、今週末まで展示が続いています。お時間ありましたら、またお近くに来られましたら、是非ご高覧下さい。よろしくお願い致します。
http://www.neutron-tokyo.com/gallery/schedule/1202/TODA_SHINICHI/index.html

また、ギャラリーがワークショップの様子を記録してくれました。
http://www.facebook.com/media/set/?set=a.311214168926246.65532.242322105815453&type=1

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ワークショップ

02 13, 2012
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結局、参加して頂いた方々から新しいアイデアをもらうばかりの、貴重な時間となりました。
会場に来てくれた方々、本当にありがとうございました。

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プロフィール

任田進一

Author:任田進一
http://www.shinichitoda.com

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