個性が個性を誘発する共鳴
01 25, 2020
妻がブックカフェをしており、そこで修子さんの作品を展示してもらっている。とはいえ7人も入れば満員になってしまう小さな店なので、規模としても小さい。しかし、店内はかなり遊びがあるランダムな空間なので「猫」の存在がとてもマッチしている。特に、描かれた猫のなめらかなアウトラインに沿ってカットされた厚みのある平面作品は、ずっと前からそこに居たかのような馴染み具合で、違和感が全くない。
初回の打ち合わせで、作品をテスト的に設置した時のことを僕は忘れないと思う。作品と店が、急に息づいたような気がした。「空気が一変する」とはこういうことを指すのだろう。個性が個性を誘発する共鳴が、そこにあった。「猫」の表情によって、場所の力がどんどん引き出されるような気がした。
実は開店当初、僕の暗い写真作品を強引に展示したことがある。しかし1日で「外してもいいかな?」と言われ撤去された。妻は正しかった。確かに僕の作品に、こういうパワーはない。そして展示が始まり、お客も通常とは違うレベルで出入りするようになった。
以下は、2015年に書いたブログ。あの頃、まさか自分が修子さんに展示を依頼するとは思わなかった。引き続き、修子さんの活動に感謝せねばならない。
http://shinichitoda.blog117.fc2.com/blog-entry-583.html

初回の打ち合わせで、作品をテスト的に設置した時のことを僕は忘れないと思う。作品と店が、急に息づいたような気がした。「空気が一変する」とはこういうことを指すのだろう。個性が個性を誘発する共鳴が、そこにあった。「猫」の表情によって、場所の力がどんどん引き出されるような気がした。
実は開店当初、僕の暗い写真作品を強引に展示したことがある。しかし1日で「外してもいいかな?」と言われ撤去された。妻は正しかった。確かに僕の作品に、こういうパワーはない。そして展示が始まり、お客も通常とは違うレベルで出入りするようになった。
以下は、2015年に書いたブログ。あの頃、まさか自分が修子さんに展示を依頼するとは思わなかった。引き続き、修子さんの活動に感謝せねばならない。
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